主催研究班 (呼吸) 主 催 対象 西支部 会員 血液検査研究班 病理細胞診検査研究班 事業内容 支部幹事企画研修会 生理検査研究班(心電図)公衆衛生研究班 遺伝子・染色体検査研究班 免疫血清検査研究班 事 業 名 2)初級研修会初級研修会は、新規採用職員や基礎的な内容の学習を目的とした会員等を対象としたものであり、支部学術研修会として開催してきたものを名称変更して開催している.今年度は11研究班全てにおいて開催し、その内容を一定期間ホームページから閲覧できるようにする予定である.内容は従来どおり基礎的事項を中心とし、短期間でコンパクトにすることで受講者が必要とする情報を早めに習得できるように工夫している.また例年好評のテキスト集を発行し、すべての会員へ配布する. 開催月 5月 臨床化学検査研究班(1) 6月 一般検査研究班 6月 情報システム研究班 7月 輸血検査研究班 8月 微生物検査研究班 11月 臨床化学検査研究班(2) 3)支部プラスワン研修会支部幹事主体で企画・運営される研修会で、主として開催支部の実情に合わせたトピックスや興味のある話題について開催する. 開催予定月 支部プラスワン研修会 2月 4)精度管理調査委員会厚生労働省の「医療機関における検体検査の精度の確保に係る留意事項」という資料によれば、医療機関が自ら検体検査を実施する場合における精度の確保のために設けるべき基準として ・精度の確保に関する責任者の配置・精度の確保に係る各種標準作業書、日誌等の作成・検体検査の精度の確保のために管理者の務めるべき事項(内部精度管理の実施、外部精度管理調査の受検、適切な研修の実施)が挙げられている.大まかな流れとして、標準物質の整備等により検査値の統一化が進み、受診する施設によって検査値が異なるという状況は改善しつつある.しかしながら過去の本事業の調査結果より、精度管理状態が良好とされるA•B評価以外の施設も散見されることから、本事業は精度管理状況に改善が必要な施設の洗い出しに役立っているものと考えられる. 今後の課題として、現在当会の精度管理調査は生化学(一般生化学項目、HbA1c)、血液(血算・凝固)、輸血部門に限って実施している.今後は対象となる分野の拡充を検討するとともに、研修会を中心としたフォローアップの拡充を目指して活動を行いたい. 以上により、国民都民の健康維持向上に寄与する. 5)医学検査学会第19回東京都医学検査学会を、臨床検査全般にわたる「有意義な情報共有の場」と位置づけ、会員による一般演題発表を主軸としてテーマ「心・技・知~臨床検査技師の未来を創るのは今~」に沿った内容を盛り込んだ学会を以下の期日および場所で開催する. 開催日:2024年12月8日(日) 開催場所:秋葉原UDX また、臨床検査技師の将来や医療従事者としての質の向上につながる貴重な機会を提供できるように開催内容を検討する.さらに、2023年度で利用した大会ホームページからの事前参加登録、オンライン決済、演題登録、Web抄録について検証を進め、さらなる参加者の利便性の向上を図る.6)青年育成委員会若手検査技師の教育と施設間のコミュニケーションを図る企画を開催し、活動を通して次世 118東京都医学検査 Vol. 53 No. 1
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