東京都臨床検査53巻1号
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A東京都医学検査 Vol. 53 No. 1だろう。その頃には,Information and Commu-nication Technology(ICT)が導入され業務は効率化し,AIの導入により,働き方改革は充実を遂げるであろう。それに伴い再び各大学のカリキュラムを改訂していかなければならない。しかし教える側も業務経験としては未経験となる。これを想定していわゆる臨床検査の業務を行っている臨床検査技師よりも積極的に早く講習を受講しA A A A B A A A A B B B B C C 表3 日本臨床検査学教育協議会の実施要項(技能習得到達度評価) 教育者の側としては,今後も5年から10年おきにタスク・シフト/シェアとして新たな行為が増えると想定する。次は,表1に示した内容がもう少し深く具体化した行為が追加されると思われる。またその頃に必要とされる行為も追加される265.最後に生理機能検査学血液検査学一般検査学輸血検査学微生物検査学病理検査学生化学検査学A:必ず実施させる項目B:実施が望ましい項目C:可能であれば実施する項目標準12誘導心電図検査スパイロメトリー血球計算検査血液塗抹標本の作製尿定性試験紙法尿沈渣塗抹標本の作製ABO血液型検査RhD血液型検査Gram染色無菌操作・分離培養同定検査薬剤感受性検査病理組織標本作製細胞診標本作製微量ピペット操作・血清希釈操作遠心分離操作患者接遇・検体の確認身だしなみ・手指衛生顕微鏡操作臨床検査学教育協議会実施区分共通共通共通

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