1) 宮島喜文:医師の業務のタスク・シフト/シェアと臨床検査技師.臨床検査学教育,14(1):14-29, 20222) 良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の確保を推進するための医療法等の一部を改正する法律案の閣議決定について(令和3年2月12日),厚生労働省,https://www.mhlw.go.jp/content/ 10802000/000737490.pdf(2024年7月28日アクセス)3) 北里謙二ほか:臨床検査領域の大学教育におけるタスク・シフトについて.純真学園大学雑誌,12, 2022, Journal of Junshin Gakuen University, Faculty of Health Sciences, 12, 20224) 山内英子:がん診療の現場からの働き方改革.癌と化学療法,47(5),2020, Jpn J Cancer 47(5): 739-743, 2020習得する必要が生じる。現職ですでに業務を行っている技師の方々に講師を依頼するのも良いが,教員側が率先して教わるなど先手を打って取り組んでいく必要がある。常日頃から,日本臨床検査技師会,日本臨床検査教育協議会の学会や研修会に参加して情報収集を含めて教員自身のスキルを常に更新し続けていくことが必要である。 そして次回の新たなタスク・シフト/シェアに伴う講習会には,現職向けと教育施設向けの教育コンテンツの同時作成あるいは著作権上共通利用が可能に設定していただけるようにとこの場を借りて願いたい。最後に今回のタスク・シフト/シェア講習会について私たち教育施設の教員を講習会実務委員へ加えてくださいました東京都臨床検査技師会会長,副会長,そして担当理事の方々にこの場を借りて深謝いたします。参考文献27東京都医学検査 Vol. 53 No. 1
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