東京都臨床検査53巻1号
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AAAAAAAAABBBBBCC東京都医学検査 Vol. 53 No. 1分類 共通共通共通項目①自己紹介および患者確認(フルネームと生年月日を名乗らせる)を行うことができる。②患者へ標準12誘導心電図検査の説明を行うことができる。標準12誘導心電図検査③電極の選択と装着ができる。④標準12誘導心電図検査を実施できる。⑤心電図波形とアーチファクトの判別ができる。①自己紹介および患者確認(フルネームと生年月日を名乗らせる)を行うことができる。②患者へVCおよびFVC検査の説明を行うことができる。③フィルター・マウスピース・ノーズクリップの装着が正しくできる。スパイロメトリー④VCの測定手技と声かけが正しく最大限の努力を強いている。⑤FVCの測定手技と声かけが正しく最大限の努力を強いている。⑥波形の妥当性を正しく評価できる。血球計算盤を用いて目視法で、赤血球数、白血球数、血小板数の計数ができる。① 安全な検査のための身づくろい、着衣・靴、机上・証明・空調等を整えることができる。② 検査前後に十分な衛生的手洗いを行うことができる。③ 必要な器具、試薬を列挙、準備できる。④ 血球計算盤上でカバーガラスを用いてニュートンリングを作成できる。⑤ 計数目的血球にあった希釈液と希釈倍数に基づき、血球希釈液が作成できる。血球計数検査⑥ 血球計算盤に適量の血球希釈液を注入できる。⑦ 血球計算盤の血球計数用目盛りを顕微鏡で鏡検できる。位置と焦点を設定できる。⑧ 計数目的血球にあった計数区画の位置と数を指定できる。⑨ 計算盤の線上の細胞を正しく計数できる。⑩ 計数した血球数から検体中の血球数/μLを算定できる。① 安全な検査のための身づくろい、着衣・靴、机上・証明・空調などを整えることができる。② 検査前後に十分な衛生的手洗いを行うことができる。③ 必要な器具、試薬を列挙、準備できる。血液塗抹標本作成と鏡検④ 引きガラス法により、染色・鏡検に適した末梢血液塗抹標本が作成できる。⑤ 載せガラス法により、末梢血液塗抹標本の普通染色*ができる。⑥ 正常末梢血塗抹普通染色標本で下記の白血球6分画#を分類・同定ができる。① 試験紙取扱い:反応部分に指を触れずに必要枚数取り出し直ちに密栓できる。② 外観観察と攪拌:尿の外観観察を行い、尿を充分に攪拌できる。③ 浸漬:試験紙の全項目を尿に浸し、すぐに引き上げることができる。④ 過剰尿の除去:試験紙に付着した過剰な尿を適切な方法で除去できる。⑤ 反応時間:項目ごとの反応時間を厳守できる。尿定性試験紙法⑥ 判定環境:判定に適した明るさを説明できる。⑦ 判定方法:試験紙と色調表を水平にして判定できる。⑧ 結果の報告:結果を正しく報告できる。① オモテ検査に適した試料を調製できる。② 試験管法(スライド法)によるオモテ検査を正しく実施できる。③ 試験管法によるウラ検査を正しく実施できる。ABO 血液型検査④ オモテ検査、ウラ検査の結果を正しく判定できる。① RhD 血液型検査に適した試料を調製できる。② 試験管法で正しく実施できる。RhD 血液型検査 ③ 試験管法(直後判定)の結果を正しく判定できる。④ D 陰性確認試験の必要性および手順を正しく説明できる。⑤ D 陰性確認試験の結果を正しく説明できる。①Gram陽性球菌(ブドウ球菌)、Gram陰性桿菌(大腸菌)を塗抹標本として作成し、染め分Gram染色けができる。②顕微鏡を適切に扱い、油浸(1,000倍)で観察できる。③Gram染色標本からGram陽性/陰性、球菌/桿菌の判別ができる。①実験台を使用前後に消毒できる。無菌操作分離培養②ガスバーナーをつけて白金耳(線)を滅菌できる。或いはそれに準ずる無菌操作ができる。③微生物を含む材料から画線塗抹を実施できる。①Hematoxylin-Eosin(HE)染色の染色系列が準備できる。病理組織標本作製②染色標本を封入して完成できる。③HE標本を観察して臓器を同定できる。①Papanicolaou (Pap)染色の染色系列が準備できる。細胞診標本作製②Pap標本を観察して判定できる。① 混和:尿コップに入った検体を充分に攪拌できる。② 分注:目盛付きスピッツに10mL正確に分注できる。尿沈渣標本の作製④ 上清除去:適切な方法で上清を除去し、沈渣量0.2mLを正確に残すことができる。③ 遠心操作:スイング型遠心機を用い、500g 5分間の遠心操作ができる。⑤ (染色):染色標本の場合は染色液50μLを正確に滴下できる。⑥ 混和と積載:沈渣を充分に攪拌し、15μLをスライドガラスに積載できる。⑦ カバーリング:気泡のない、均等に分布した標本を作製できる。同定検査①腸内細菌科細菌を確認培地へ接種できる。②確認培地を用いて菌種同定ができる。①薬剤感受性検査を実施できる。薬剤感受性検査②薬剤感受性検査の判定方法を理解し、感性/耐性の判定ができる。①微量ピペットが選択できる。②液量調整操作が的確にできる。微量ピッペト操作・血清希釈操作③指示された希釈倍率容量で、溶液を吸引・吹出し操作が的確にできる。④ボルテックスミキサーによる混和操作が的確にできる。(希釈の確認:希釈溶液を吸光度測定あるいは秤量し確認する)①遠心管にひびや傷がないか確かめることができる。②遠心管外側の水滴を拭き取ることができる。③遠心外筒(バケット)にクッションがあるか、水分がないか、異物がないか、確認できる。遠心分離機操作④サンプル遠心管を入れた遠心外筒(バケット)とバランス用遠心管を入れた遠心外筒(バケット)を遠心管天秤に設置し、水を入れたバランス用遠心管にピペットで一滴ずつ滴下し釣り合うようできる。⑤設定回転数に達したことを確認できる。(設定回転数まで遠心分離機から離れない)患者接遇・検体の確認①患者確認・検査説明ができる。②患者検体の確認ができる。①しわや汚れのない白衣、適切な髪色・髪型および爪、華美な化粧(女性)等が無く、清潔で身だしなみ清楚な身だしなみができる。手指衛生②グローブやガウンの着脱ができる。③手指衛生、感染対策ができる。① 眼幅調整:接眼レンズの眼幅調整ができる。顕微鏡調整③ 視野絞り調整:視野絞りを適切に調整できる。② コンデンサ調整:視野絞り像のピント合わせができる。④ 開口絞り調整:対物レンズと標本に適した開口数の調整ができる。⑤ 光源量の調整:適切な光源調整ができる。評価内容表2 「臨地実習前技能修得到達度評価」項目 31

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