東京都臨床検査53巻1号
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FUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HP東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9②呼吸調整呼吸肺の影響を最小にするには肺の大きさを変えるのが一番。患者と描出する断面に合わせて呼気と吸気の良いほうで息止めを行います。注意点息止め終了の指示を忘れない。呼吸調整ができない場合はプローブを動かさずに映るタイミングで記録や計測を行います。①患者の姿勢の移動(左側臥位)非常に重要な要素だが、軽視(敬遠)されているのが姿勢。姿勢の変化はきれいな断面の描出には必要不可欠です。肺の影響を避けるためには(傍胸骨)ベッドに直角~前傾姿勢太った患者の場合には後傾姿勢患者さんの最もきれいに見える姿勢を探しましょう。肺と骨の影響を最小に描出する工夫①患者の姿勢の調整②呼吸調整③プローブの当て方肺と骨の影響描出の沼初級者だから知っておきたい描出、計測府中恵仁会病院臨床検査部高田潤一郎東京都医学検査 Vol. 53 No. 1 ■開催日:2024年7月9日(火)■講 師:府中恵仁会病院高田 潤一郎■生涯教育点数:専門―20点56骨による陰影肺によるノイズ骨による陰影『心臓超音波検査「基本断面」初級者だから知っておきたい描出・計測』

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