FUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HPFUCYUUKEIJINKAI HP東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9東京都臨床検査技師会生理検査研修会2024.7.9③プローブの当て方プローブの操作は複雑に見えますが、分解すると以下の5つの操作に分けられます。A.固定B.回転操作C.扇操作D.角度操作E.スライド操作最初は一つずつ画像の調整操作を行うと良いでしょうA.固定プローブを患者にあてた場所で固定します。簡単に思われるかもしれませんが、心エコーで最も大切な技術です。心エコーでは観察に使用する場所は基本的に傍胸骨と心尖部です。ここから多くの項目を計測しますので““よよくく見見ええるる場場所所をを見見つつけけたたらら動動かかささなないい””事が重要です。その場所から必要な断面を描出するためにプローブの角度を調整しますがプローブの当たる位置は動かしません。B.回転操作プローブを回転させる動作です。傍胸骨像の長軸と短軸や心尖部像の4腔と2腔など断面を切り替える大きな回転と各断面の微調整に使う小さな回転になります。回転操作のPOINT・プローブを当てている場所は動かさない・回転操作後に若干の修正をするC.扇操作腹部エコーをされている方には馴染みの動作。観察断面を水平に動かしていく操作。回転操作同様に心臓の観察面を変化させたり、その断面での微調整に使用します。扇操作のPOINT・プローブを当てている場所を動かさないことD.角度操作プローブの位置を変えないまま左右に動かす動作です。観察したい対象を画面の中央に移動させたい場合など同じ断面の中で位置を変えたい場合に使用します。角度操作POINTプローブを当てている場所を動かさないこと・プローブの角を押し当てすぎないことE.スライド操作プローブを水平に移動させる動作です。肋間を超える操作・傍胸骨左縁や心尖部の検査に適切な肋間を探す。・傍胸骨左室短軸像で心尖部の観察が困難な場合同一肋間内操作・よりきれいな画像を描出するための微調整として使用しますスライド操作POINT・プローブを当てている場所と心臓の位置関係をイメージして肋間によって角度を変える(扇操作)こと描出の沼まとめ心臓を描出する際に肺と骨の影響を最小限にする。重要なのは体位変換と呼吸調整である。プローブは固定と調整操作が容易なように工夫して持つ。プローブの調整方法は分解すると5つの操作になる。不慣れな時は1操作ごと分割して調整を行うとよい。調整操作をする際は動かしすぎないことが重要。壁運動の沼東京都医学検査 Vol. 53 No. 157
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