•命令口調・専門用語を避ける。•何かをする際には、「~していいですか」「~しますね」と一声かけてから。•関わったことのある相手でも、雰囲気やカルテからの情報、体調をうかがう中で、適切な声掛けを。(ただ明るく元気に接することがいつも正しいとは限らない)臨床検査技師•環境を元に戻してから退室することを意識する。•自信がなければ患者に聞いても良い。例)机などを動かしたら戻すこと、カーテンを閉めるなど。◎緊急時はベッドサイドの「スタッフコール」「緊急コール」を押す→ただちに、複数のスタッフ・医師が同時に駆けつける◎ナースコールでスタッフを呼び相談昨日まで順調だと思っていたのに今日の採血結果が良くなくて退院は延期と言われて・・・そうだったのですね・・・辛かったですね、よく頑張ってこられましたね。大事な気持ちを話してくれてありがとうございます。重い話だから声掛け間違えないようにしたいのに…なんて答えたらよいのだろうわからない…机の位置は、このあたりで良いですか?カーテンは閉め忘れていないだろうか?(特に大部屋)余裕があり物品が近くにあれば、応援を呼びながら体温・血圧・脈拍・呼吸数・SpO2などバイタルサインを測定すると良い。すみません。私は検査技師で、その質問にこの場でお答えできないので、担当看護師へ伝えておきますね。今日は体調いかがでしょうか?抗がん剤の副作用もきつくて、ただ耐えるだけで楽しみもなくて滅入っちゃいますね。急にこんな話すみません…。この方すごく真剣に話聞いてくれるな。なんだかそれだけで少し気持ちが軽く楽になった気がする!•かしこまりすぎる雰囲気は相手に緊張感を与える。1つ2つの雑談も大事。•プライバシーへの配慮•患者が話す内容に答えられないと思っても、患者が語ることは傾聴する。途中で遮らない。→返事に困るときは、のちほど理由を説明すればよい。個室であればノック、大部屋であればカーテンの外より声をかけてから入室これから行いたい処置内容を説明し了承を得てから行動へ「輸血をはじめさせていただいてよろしいでしょうか。」入室後に物品を置く際に許可を得る。患者スペースなので!例)持参した血圧計や記録用紙、トレイなど•呼びかけに反応がない•極端に呼吸が早い・遅いなんとなく苦しそう…•呂律がまわっていない•なんとなく顔色が悪い•震えている•ぐったりしている•どこかを猛烈に痛がっている•大量の汗をかいているはじめは難しくても常に意識して行動することで視野が広がり、自然に配慮できるようになるもの正しい接遇態度→信頼関係の構築につながる良くも悪くも、印象を左右する重要な要素となるその場は離れず、患者に声をかけ続けて!接接遇遇のの基基本本55原原則則挨拶身だしなみ表情態度言葉遣い医医療療現現場場ででのの接接遇遇傾聴声掛け環境整備Etc…「なにかがおかしい気がする」という気付きを大切に!!とにかく人(応援)を呼ぶ!!90東京都医学検査 Vol. 53 No. 1その他その他退室の前に異常に気付いたらベッドサイド訪床時の流れなにかおかしい…?言葉遣い・声掛けまとめ
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