?0715600510-①②8642000100東京都医学検査 Vol. 53 No. 23133353732343638103060402020101.50.5604020副腎と甲状腺系TSHACTH後葉はインタクトPSL中央値5mgPSL中央値22.4mgFajeA.T. et al. Cancer 124(18):3706-3714, 2018FT4レボチロキシン25μgCSヒドロコルチゾン10mg発表者作成発表者作成406080Manaka K. et al. SciRep. 11(1):11617, 2021 FajeA.T. et al. Cancer 124(18):3706-3714, 2018Min L. et al. ClinCancer Res 21(4):749-755, 2015Min L. et al. ClinCancer Res 21(4):749-755, 2015FajeA.T. et al. Cancer 124(18):3706-3714, 2018weeks高用量PSL使用例も含む非発症(n=217)combinationmonotherapy6人20Manaka K. et al. SciRep. 11(1):11617, 2021 を参考に発表者作成169東大病院(n=373)2014/4/1~2020/6/1下垂体irAE:13人8 wk7人22.5 wk頭痛(+)腫大(+)頭痛(+)頭痛(-)腫大(-)PSL使用しても下垂体機能回復の頻度は不変。Sick dayに留意ICIが奏効する代理マーカーの可能性悪性黒色腫に対するipilimumab治療の後ろ向き検討(海外データ)Ipilimumabによる下垂体炎(n=64)CRH,TRHGRH,GnRHコルチゾールが低いとは、①上がるべきときに上がらない。午前採血でも≦4μg/dLストレス下でも正常②上げようとしても上がらない。負荷試験水溶性ハイドロコートン®100mg divコートリル® (10) 1錠1x朝下垂体炎に対する高容量PSLはOSを下げる可能性Not yetNo高用量のPSLは全生存率を低くする可能性NoICIsを中止しても下垂体炎の経過は不変。予後良好の指標ICIによる下垂体irAE下垂体irAEによる中枢性副腎不全の診断イピリムマブによる下垂体炎とOS視床下部ホルモン中枢性副腎皮質機能低下症抑制ホルモン倦怠感、食欲不振ドーパミン低Na血症、好酸球増多、低血糖ソマトスタチンTSHとFT4低値頭痛GHADHLHFSHプロラクチン下垂体後葉ホルモン甲状腺irAEのスクリーニング乳腺性腺n=64(LD: 14, HD: 50)PSL高用量群(開始2ヵ月間のPSL平均7.5mg/日以上)でOS低い倦怠感、頭痛TSH 0.33FT4 0.561.5ヵ月ACTH↓→コルチゾール↓中枢性甲状腺機能低下症TSH↓→IGF-IエストロジェンFT4↓テストステロン悪性黒色腫に対するICI併用で発症した下垂体irAE(自験例)下垂体irAEをどうやって疑うか?視床下部CRHCRH-ACTH下垂体副腎ACTHCortisol末梢組織ICIによる下垂体irAEs:東大病院における後ろ向き解析下垂体irAEと頭痛視床下部ホルモン放出ホルモン下垂体前葉ホルモンACTHTSH副腎甲状腺コルチゾールFT4, FT3内分泌専門医へ悪性黒色腫に対するipilibumabで下垂体炎をきたした患者後ろ向き検討n=98(LD: 29, HD: 69)PSL用量を問わず、3ヵ月で下垂体腫大は全例で軽快。IIppii::33 mmgg//kkgg ((QQ33WW))NNiivvoo::8800 mmgg ((QQ33WW))Ipi+nivoTSH下垂体炎ACTHACTH 15.1コルチゾール1.0発症人数頭痛下垂体腫大併用中CTLA-4PD-1ICIsによる下垂体炎・下垂体機能低下症のマネジメント✔下垂体irAEのリスクファクターは?✔下垂体炎に対するPSLの適応は?✔ICIsを中止すべき?✔治療は?補充のみ✔全生存率(OS)との関連は?下垂体炎を発症した群でOSが延長
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