AAC 2008; 52: 1028-33., JAC 2012; 67: 2976-81., CMI 2013; 19: 451-6., Infection 2013; 41: 503-9., AJIC 2014; 42: 621-5.AMRワンヘルス動向調査より(https://amr-onehealth.ncgm.go.jp)AMRワンヘルス動向調査より(https://amr-onehealth.ncgm.go.jp)日本のVREは微増・・・41【JAID/JSC感染症治療ガイド】[急性単純性膀胱炎]①LVFX, CPFX, TFLX②CVA/AMPC, CCL, CFDN, CFPN, CDTR etc.[複雑性膀胱炎]①LVFX, CPFX, TFLX, STFX, CVA/AMPC②CFDN, CPDX-PR, CFPN難治例・・・[急性単純性腎盂腎炎]①LVFX, CPFX, TFLX, STFX②CDTR, CFPN, CPDX重症・・・43有無を確認することが最も重要である。-グラム染色の結果と年齢により原因菌の推定がある程度可能であり、初期治療の抗菌薬の選択に役立つ。45リリススククフファァククタターー((OR, 95% CI))ICU入院歴(17.4, 1.5-201.9), 抗菌薬投与(4.4, 1.0-19.2), フルオロキノロン使用歴(7.2, 1.1-49.4)ICU入院歴(12.5, 1.8-86.8), COPD(6.3, 1.2-31.9), 入院期間(1.3, 1.1-1.4), カルバペネム使用歴(5.2, 1.0-26.2), BLBLI使用歴(6.7, 1.4-32.9)ICU入院歴(7.45, 1.32-42.13), 中心静脈カテーテル(5.70, 1.39-23.39), 抗菌薬投与(3.32, 1.14-9.69), フルオロキノロン使用歴(3.04, 1.07-8.68), 糖尿病(2.79, 1.11-7.04)抗菌薬投与(1.93, 1.2-3.2), コリスチン使用歴(2.04, 1.04-4.02), 尿路カテーテル留置(2.09, 1.2-3.63), 外科手術(3.94, 1.85-8.37), 侵襲的処置(3.06, 1.61-5.8), ICU入院歴(2.49, 1.18-5.37)「抗菌薬の誤用・濫用」CRE「広域スペクトル抗菌薬(特にフルオロキノロン系)の多用」(non CPE↓も含む?)薬剤耐性菌出現のリスクファクターカルバペネム使用歴(4.56, 1.44-14.46), フルオロキノロン使用歴(2.82, 1.14-6.99)高齢者の方が抗菌薬投与(特にフルオロキノロン薬)が多い。女性の方が抗菌薬投与(特にフルオロキノロン薬)が多い。【米国サンフォードガイド】[急性単純性膀胱炎]①ST, Nitrofurantoin②FOM, CPFX, LVFX, CVA/AMP, CFDN etc.[複雑性膀胱炎]①CPFX, LVFX②Nitrofurantoin, ST etc.〜2019年11月発刊〜対対象象年年地地域域酵酵素素型型2003-2006アメリカKPC2009-2011ギリシャKPC2007-2009イスラエルKPC2009-2011イスラエルKPC2006-2010韓国4042A-1急性単純性膀胱炎(閉経前)Empiric Therapy【第一選択、ままたたははググララムム陽陽性性球球菌菌がが疑疑わわれれるるかか検検出出さされれてていいるる場場合合】-LVFX経口1回500mg・1日1回・3日間-CPFX経口1回200mg・1日2〜3回・3日間-TFLX経口1回150mg・1日2回・3日間【第二選択、ままたたははググララムム陰陰性性桿桿菌菌がが疑疑わわれれるるかか検検出出さされれてていいるる場場合合】-CVA/AMPC経口1回(AMPCとして)250mg・1日3回・7日間-CCL経口1回250mg・1日3回・7日間-CFDN経口1回100mg・1日3回・5〜7日間-CFPN-PI経口1回100mg・1日3回・5〜7日間-44薬剤耐性(AMR)ワンヘルスプラットフォームhttps://amr-onehealth-platform.ncgm.go.jp/homeJAID/JSC感染症治療ガイド2019JAID/JSC感染症治療ガイド2019日本のガイドラインはフルオロキノロン薬を推奨!?NO!!本感染症の原因細菌はGNRが約70%、GPCが約10%つまり、尿一般検査で「桿菌or 球菌」を鑑別し、・・・フルオロキノロン薬投与は回避すべき!(きちんとガイドラインにも記載されている)第一選択薬はCVA/AMPCに変更された!【各感染症における使用抗菌薬】【細菌性髄膜炎(P. 29)】■原因微生物をできる限り早期に検出する。-髄液検査では、髄液初圧、細胞数と分画、髄液糖/血糖比、髄液蛋白量を調べ、グラム染色・顕鏡、髄液細胞培養を行う。-抗菌薬投与前に採取した髄液でグラム染色を行い、菌の【呼吸器感染症(P. 85)】-検査に関して、喀痰のグラム染色と培養(血液培養を含急性単純性膀胱炎において、初回抗菌薬投与前のむ)を原因細菌の同定とその後の治療方針決定に使用する。尿グラム染色や尿培養検査は必須と考えられていない【尿路感染症(P. 202)】-単純性膀胱炎の治療においても、尿検査(尿沈渣の鏡検、フフロローーササイイトトメメトトリリーーなど)により原因菌の形態を判別することが重要である。特に尿路感染症治療において経口セファロスポリン系薬やフルオロキノロン系薬の投与が多い!なぜ・・・?VRE動向各種ガイドラインの尿路感染症治療は?186東京都医学検査 Vol. 53 No. 2薬剤耐性菌出現のリスクファクター高齢者施設における調査【治療中の感染巣】JAID/JSC感染症治療ガイド2023
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