2011) 金田 智:腹部エコーテクニックとその理論,診断と治療社,2021まず左下側臥位にして胃内のガスを減らし,次いで右下側臥位で膵尾部を観察することが膵尾部を浅い位置で描出するために必要なテクニックとして推奨される。スクリーニング検査に体位変換を導入することは,見落としの減少,時間短縮,病変の可動性の確認に有効な方法であり,超音波検査に携わる方にはよく理解して実施していただきたい。参考図書東京都医学検査 Vol. 53 No. 2
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